私は、離婚して5年になりますが、この5年間で後悔したことは、一回どころか、一瞬たりともありません。これって普通？と思い、調べてみると、離婚を後悔するのは、男性17% 女性10%だとか。つまり、 8割から9割は、後悔することなく、その後の人生を穏やかに(楽しく)過ごしている訳です。
逆に結婚を後悔する割合は、男性36.8% 女性53.8%・・・女性は半数以上が後悔しているので、離婚を後悔する割合が男性より低くなるのも納得です。仕事もして、家事もして、子育てもして、手一杯になってしまえば、後悔するのも無理はありません。私もそんな風に途方に暮れた一人です。
残念ながら、女性にとって、家事や育児は「する」ものであって、決して「手伝う」ものではないのです。アメリカでもこんな風刺漫画がありました。お父さんが夕食にマクドナルドのハンバーガーを買ってくると、「cool Dad」と褒められ、女性が同じことをすると「bad Mom」と言われるというものでした。アメリカでさえこんな状況なので、日本は言わずもがなです。(ちなみに、アメリカのジェンダーギャップ指数は、40位。意外と低いのです。ドナルド・トランプを見ると、妙に納得するとは思いますが)
そんな中、仕事もして、家事もして、子育てもしてという、まさにてんてこ舞いだった日々も終了し、ようやく離婚までたどり着いたなら、後悔する少数派10%には、絶対入りたくないものです。今更急ぐことはありません。穏やかに楽しく過ごすには、焦りは禁物です。急がば回れです。
(写真：@Harumi, Tokyo 9/19/2023)
