New Life After 50

50才からは、自分のために生きてもいいですか?

2022-01-01から1年間の記事一覧

Merry Christmas

クリスマス「商戦」と言われるくらい、昨今のクリスマスは商業的になってしまっているけれど、やはりクリスマスと言えば、キリストの誕生。 教会でミサを授かり、キリストの誕生を祝うと同時に、今年1年の出来事にも思いを巡らせる一日。小さい頃から、キリ…

Let it snow!

窓枠に、Let it snowのバナーを吊り下げ、赤いオーナメントを付けて満足していると、ちらちらと降り始めた雪。あっという間に降り積もり、朝起きると、一面真っ白。何十年ぶりかの雪景色に、犬のように喜んでいる自分にびっくり。飽きることなく外を眺めてい…

ボトックスを止める理由

老いを素直に受け入れられる人というのは、一体どれくらいいるのだろう。忘れっぽくなったり、以前に比べて体力が落ちてきたり、どこからともなく、少しずつ忍び寄ってくる老い。 新調したメガネをかけて鏡を見ると、なんだかシワが深くなっているし、シミも…

雪だるま&トナカイ

今年のクリスマスは、絶対これを作りたい!と鼻息荒く一人で意気込んだ理由は、これ。クリスマスツリーの足元に仲良く並んでいました。とてもシンプルなのに、悶絶するくらい可愛い。枝を差して角にするところなんて、点数の付けようもありません。(点数を付…

-12℃のDenver, Colorado

何を血迷ったか、23℃の快適なカリフォルニアから、コロラド州デンバーへ。空港到着時に13℃あった気温は、どんどん下がり、ついには-12℃に。外気に触れているだけで、記憶がなくなっていくような、意識がなくなっていくような、そんな感じ。寒いというより痛…

カリフォルニアの海老フライ

滞在先の近所を歩いていると、歩道にたくさんの海老フライが落ちている。揚げたての、ゴールデンカラーのいかにも美味しそうな海老フライ。あっちにもこっちにも。まるで、お皿ごと思い切りぶちまけた感じ。 その隣には、大抵、丸々と太ったリス。腹いっぱー…

離婚・卒婚の重要事項 その2

過去を一切合切忘れて、新しい人生を生きていくことは重要なことだと思う。人によっては、過去とは二度と思い出したくないものなのかもしれない。でも、思い出したくないほど辛くても、過去を否定してしまうと、自分の人生すら否定することになりかねない。…

文字インテリア その2

とにかく私は、活字が大好き。通勤電車に乗ると、車内の広告を隅々まで読むという、広告業界にはとてもありがたい存在。というわけで、必然的に、家の中も車内同様の状態になりつつあります。 テレビの横にも、「come as you are 」だの、「Peace」だの、と…

我慢できずにちょっとだけ

気分はすっかり出来上がっても、クリスマスの飾りつけは、サンクスギビングを過ぎてから・・・というのがアメリカの定番。それまでは、かぼちゃや落ち葉、松ぼっくりで我慢します(もちろん、それはそれで楽しいのですが 笑)。 が、東京へ戻る前に、ちょっ…

山系ファッション

東京を出て山が見えてくると着たくなるのが、アウトドア系ファッション。特に冬物は、いかにも山系にガッチリ掴まれてしまいます。 と言うわけで、今年は何十年ぶりかに、LLBeanとPatagonia で、ジャケットを購入。ついでにハイキングシューズも購入し、滞在…

Thanksgiving

感謝といえば、アメリカではもうすぐサンクスギビング。宗教が絡んでいない数少ない行事であるため、アメリカの誰もが祝う祝日。サンクスギビングが近づく度、考えるのは、「Who am I thankful for? 」。 そんな感謝の気持ちを忘れないよう、ここはやっぱり…

後日談

Paddington失踪のニュースは、滞在していた人から人へと伝わり、捜索チームはあっという間に大人数となりました。今となっては笑い話、かつ温かいエピソードですが、捜索対象の犬は、人から人へと伝わる度、少しずつ変化し、最後の方に捜索に加わった方が探…

素晴らしき隣人

膝の上で、スヤスヤと平和そうに眠っているこの方。名前は、Paddington。実は、ちょっと前に騒動を起こしました。散歩中に突然スイッチが入り、全速力で走り出したかと思うと、あっという間に目の前からいなくなったのです。 滞在中のご近所の方々が総出で手…

文字インテリア その1

私は、とにかく標語好き。小さい頃から、宿題の前に、何故か標語作りを始めてしまう。まずは、「整理整頓」のポスターを作り、机の前に貼る。宿題は、そこから。とにかく言葉を並べるのが好きだった。 それは、今も続いており、さすがにポスターは作らないも…

離婚・卒婚の重要事項 その1

離婚・卒婚をするにあたって、一番重要なものは、この先、ずっと一人でも大丈夫という自信だと思う。 パートナー無しでは生きていかれないなら、単純に離婚しなければいい話で、余計な苦労をしたくないなら、それも離婚しないければいい話。それでも離婚した…

小さな贅沢 その2

アメリカにいた時の私のコーヒーの飲み方と言えば、half and half (ミルクとクリームが半々ずつ混ぜられたもの)をじゃぶじゃぶと入れ、砂糖もこれまた際限なく入れ、まるで温かいコーヒー牛乳。これは、私が変質者というのではなく、周りもそうやっていた…

卒婚 or 離婚?

卒婚というのは、戸籍上の婚姻関係を残したまま、お互いが自由に過ごすことらしい。それでいて、アメリカでいう "open marriage" とは違い、第三者とセクシャルな関係を持つことを認めるというものでもないらしい。なんだか、いろいろと曖昧で、ややこしいコ…

小さな贅沢 その1

薪ストーブに揺れる炎は無理でも、小さな炎は眺めたい。 というわけで、炎はキャンドルを灯すことで、納得することに。日中は、アロマキャンドルに火を灯し、家中に柔らかな香りが広がるのを楽しみ、日が落ちると、食卓の上の無香のキャンドルを灯す。シーリ…

Fall Foliage (紅葉)

カツラの木が色付き、近隣の垣根のドウダンツツジが赤くなり始めると、いよいよ紅葉の季節。町中のイロハモミジがオレンジや赤に染まり、緑一色だった森の中も途端に賑やかになる。朝方の気温が零下に落ち始めると、カラマツがきらめき、風が吹く度、黄金色…

仕切り直しのNew Life After 50

New Life After 50なんて、浮かれていたのも束の間、長年暮らしたカリフォルニアを離れて、東京へ戻って来た途端、100年に一度のパンデミック。ちょっとだけバブルをかじった呑気な世代の私には、自分の価値観だけでなく、人生の根底までも揺るがすような3…

YOLO!

何故だか分からないけれど、英語で言われた方が、心に響くことある。 2010年代前半、まるで呪文のように人々が唱えていた「YOLO」。You Only Live Onceの頭文字を取った言葉だ。普通に、「人生一度きり」なのだが、You Only Live Onceと聞くと、なんだか、居…