New Life After 50

50才からは、自分のために生きてもいいですか?

離婚・卒婚の重要事項 その9 (感情編)

     

世の中には、「円満離婚」なんていう言葉もありますが、これは、世間体を考えた単なる空言。「円満」な離婚は、ほぼほぼないと思っています。「円満」なら、離婚になるはずがありませんから。

離婚という言葉が机上に乗った途端、今までの感情が滝のように溢れ、相手を責めてしまうこともあるでしょう。また、相手からも「今更、何故?」と責められることもあるでしょう。

そこで、感情を抑え込めればいいのですが、人間である以上、それはとても難しいことです。なので、直接対決は避け、無用な言い争いに突入しないことが重要です。費用はかかりますが、間に弁護士を挟めば、直接対決は防げます。非難したりされたりして、エネルギーを無駄に消費し、心理的に追い込まれていくよりも、ここは、第三者に任せるのが得策です。未来の自分への投資として考えれば、決して、無駄なことではありません。離婚にしろ、卒婚にしろ、自分に合った婚姻関係の終わり方を見つけるには、一人よりも二人です。

また、不必要に自分の感情を逆立てないことが、離婚後・卒婚後の人生を左右すると言っても過言ではありません。逆立てれば逆立てるほど、感情的かつ心理的な回復が遅れます。疲労困憊の末に離婚・卒婚するより、平常心のまま離婚・卒婚するのが一番です。何があっても、駅前に買い物へ行くような平常心でいられれば、その後の人生はきっと明るくなります。飛び石の上をぴょんぴょんぴょんと飛んで、向こう岸へ辿り着くことが大事なのです。売られた喧嘩を買っている時間はないのです。

 

 

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