New Life After 50

50才からは、自分のために生きてもいいですか?

小さな贅沢 その1

薪ストーブに揺れる炎は無理でも、小さな炎は眺めたい。

                 

というわけで、炎はキャンドルを灯すことで、納得することに。日中は、アロマキャンドルに火を灯し、家中に柔らかな香りが広がるのを楽しみ、日が落ちると、食卓の上の無香のキャンドルを灯す。シーリングライトのない、アメリカの家屋で過ごした時間が長い私は、少し暗い部屋の方が断然落ち着くのだ。

                 

小さく揺らぐ淡い光が、夕食時の贅沢のひとつ・・・なのだが、「暗くて、何を食べているのかも分からない!」と、両親にはとことん評判が悪い。仕方なく、両親と過ごす夜は、ライトというライトは全て付け、まるでラスベガスのよう。そのうち、そこのドアからダンサー達が登場しそうだと思いながら、秋の夜は更けていく。